#10海上自衛隊勤務(潜水艦教育訓練隊)
潜水艦教育訓練隊で勉強したことを覚えてる範囲で書いておこうと思う。
〇潜水艦構造
内殻と外殻から構成されており、超鋼力鋼?できている(漢字がわからない)
内殻と外殻の間に空気を送り浮力を作ることで浮上する。
潜航するときは逆に空気を抜く(メインタンクブロー)
〇区画(1~5区画まである)耐圧区画
第1区画(ソーナー室、第1居住区)
第2区画(士官室、発射管室、電池室)
第3区画(食堂、第2居住区)
第4区画(機関室)
第5区画(運転室)
詳しくは呉の潜水艦博物館に行くとわかります。
〇動力系
電気系(日本の潜水艦は電気で水中航行します)
真水系(飲料水など)
油圧計(弁など動かす)
空気系
これらの系統の配管を隅々まで覚えないと駄目です。潜水艦実習生ではツナギを着て配管を一つづつたどります。
〇防火訓練
呉の江田島で訓練しました。
横須賀の教育隊でもしましたが、潜水艦の構造設備の防火訓練施設がありそこで行いました。
潜水艦の防火は初期消火(消火器)⇒ハロン⇒区画閉鎖の順です。
〇防水訓練
教育訓練隊内に艦内構造の設備があり、
配管から水が漏れてくるしくみになっておりうまく防水できないと水でいっぱいになります。
たしか、縄を使って浸水を止める訓練をしました。
〇ダイトレ
浮上時号令「浮き上がれ,浮き上がれ!メインタンクブロー」
逆に潜航時号令「潜航,潜航!ベント開け」
潜水艦の潜航・浮上の一連のシュミレーション訓練を行います
油圧手という館長の指令を行う専任海曹の役、ブリーダー弁開け、機密よし。
ベント全開、ネガティブタンクブロー、潜舵・横舵、シュノーケル航行始め
もう忘れてしまいました。
潜水艦実習では実際の潜水艦で舵をとります。
潜水艦の基本合言葉
「言われたとおり復唱し、下令された操作をしたら。。。そのあとは忘れました」
〇潜水艦実習
呉の潜水艦同乗して訓練をおこないました。
確か佐伯の方にいきました。
呉は潜水艦が瀬戸内海を越えるまでは、潜航ができないので長時間の水上航行が必要です。この時に船酔いするひとがいます。
※横須賀は浦賀水道を越えるとすぐに潜航できるので、潜水艦乗りは船酔いの心配はありません。