#21海上自衛隊勤務(再度潜水艦さちしお)
どうしてなのか、私だけさちしおに出戻りとなった。
他の2人は、一人は衛生隊、一人は航空隊。
横須賀の潜水艦なので移動は簡単であった。
潜水艦の衛生員(看護長)はみんな嫌う傾向がある。
その原因として。
〇医務室がない
〇一人配置である(すべての責任を負う)
〇料理をしなければならない
護衛艦なら親看なる衛生員の先輩もおり安心して働ける。
さちしお前任者との申し送りを、とても簡単に済ませて部隊配属となった。
(仕事のやり残しなど多くて困った記憶がある)
<部隊配属>
衛生は4分隊所属なので、給養員・経理員・補給員と同じグループである。
配属されて渡されたのは”包丁”
なんで衛生員なのにと不満があった、、”ちゃんと研げよ”とも言われた。
潜水艦には給養員が3人乗艦しており航海中は給養員が食事を作り、他の4分隊員は切込みや調理の補助を行います。
航海中は何とかなりますが、問題は停泊中なのです。
停泊中は5班分かれるので必然的に給養員が足らずに経理・補給・衛生員は食事を作らなければなりません。
最初は経理の隊員と一緒に当直をして料理を覚えていきました。
料理なんかやったことないので、作り方をそのままメモして再現するか、料理本を購入して作ったりしていました。
※停泊中の食事の人数は20名程度です。
※潜水艦の料理はメイン・和え物・ごはん・サラダ・汁・煮物
ごはんを除いておかずを5品作らないと駄目だったのでかなり負担でした。